視力が低い人の世界ってこう見えてる?美大生が作った写真集が話題に

「視力」をテーマに制作された写真集が、Xで話題になっています。 投稿したのは、ジビ江さん(@_gibier_)。 「視力が低い写真集を作りました」とつづり、通っている美術大学の“本を作る”課題で制作した写真集を投稿しました。 視力検査で使われる「ランドルト環」がぼやけて見える表紙を開くと、視界のはっきりしない風景写真に短い言葉が添えられたページが続きます。視力の低い人の日常を、疑似体験できるような1冊になっています。 両目の視力が0.04で、さらに右目には乱視も入っているため、メガネやコンタクトなしでは生活ができないという投稿主。「とても不便だな」という日常の実感を出発点に、この写真集を制作したそうです。 近視の世界の曖昧さを感じてもらうため、あえてブレた写真を使用したり、文字も“読めるか読めないか”のギリギリまでぼかして表現したのだとか。 「視力が低いと不便なことや怖いことばかりで嫌になるけれど、虫を退治するときはあえてメガネを外したり、ふとした瞬間に夜景が幻想的に見えたりと、まあ、たまには良いこともあるかもしれない。そんなふうに思ってもらえたら嬉しいです」と話します。 投稿には、「乱視がひどいと夜景が綺麗に見える(涙)」「視点がユニークで好き」などの声が寄せられました。 寄せられた反響について、「共感の言葉をたくさんいただけて嬉しかったです。『こんなに見えない』『もっとぼやける』といった感想も見かけて、『わかる〜!』となりました…。自分も裸眼だと、この写真集より見えていません(笑)」とコメント。 一方で、「あまりにもぼかしすぎると、写真集として何が何だかわからなくなってしまうので、その塩梅が難しかったです」と制作の裏側も明かしました。 【画像】 視力の低さを表現した風景 【あわせて読みたい】 超極小!手編みの招き猫に「神技」「やりすぎ←褒めてます!」と絶賛続々。サイズは「米粒と同じ」 Related... 【画像】視力が低い人の世界ってこう見えてる?美大生が作った写真集が話題に サイズアウトしたベビー服を10分でリメイク!型紙いらずの手作りの巾着袋が話題に 落ち葉だけで作られた“クレヨンしんちゃん”が話題。見事な完成度に「天才的だぞ」の声 ...クリックして全文を読む