東京・赤坂のサウナ店の個室で夫婦2人が倒れ死亡した火災で、店のオーナーが警視庁の聞き取りに対し、事務所にある非常ボタンの受信盤について「今までに一度も電源を入れたことがなかった」などと説明していることが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁は個室のドアノブが外れたことで閉じ込められた2人が、非常ボタンを押しても作動しなかったとみて、業務上過失致死の疑いも視野に店側の安全管理に問題がなかったか詳しく調べています。