フィリピンで続くイスラム過激派との長い戦い、豪ビーチ銃撃で再び注目集まる

豪シドニーにあるボンダイビーチで14日に発生し、15人が死亡した銃撃事件について、オーストラリア当局が銃撃犯たちの行動の追跡や動機の解明に努める中、ある重要な焦点が浮かび上がってきた。それは銃撃直前の先月に行われたというフィリピンへの渡航だ。 当局によると、サジド・アクラム容疑者とナビード・アクラム容疑者の父子が渡ったのはフィリピンの南部。同国はイスラム過激主義にまつわる痛ましい歴史を抱える。 父...