高市・自民維新連立政権は、現役世代の社会保険料率の上昇を止め、引き下げていくことを目指す。医療・介護は高い経済成長の基においても賦課ベース拡大だけでは限界があり、DXや薬剤費改革、自己負担見直しなど給付抑制が引き下げには不可欠だ。年金は賦課ベース拡大といった改革を進めつつ、財政改善分を給付向上ではなく保険料引き下げに充てる選択肢も考えられる。