国連の「総合的食料安全保障レベル分類(IPC)」は19日、パレスチナ自治区ガザ地区について、もはや飢饉(ききん)の状態にはないと明らかにした。イスラエルとイスラム組織ハマスが10月にガザでの停戦に合意した後、人道支援が流入した。 IPCは声明で、紛争の大幅な減少、和平計画の提案、人道支援と商業の両面での食料供給へのアクセスの改善を受け、ガザ地区の食料安全保障の状況は改善したと指摘。「飢饉に分類される地域...