近年SUVが代名詞となりつつあるメルセデス・ベンツだが、王道であるセダン系の進化も素晴らしい。とくにそのど真ん中にいるEクラスのクオリティは高く、最新の技術が搭載されている。現行W214型はその代表だ。クルマの制御技術や安全装備、インターフェイスは他ブランドを圧倒する。さらにパワーソースはマイルドハイブリッド(MHEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)というように電動化を完成させた。そんなEクラスのハイエンドに位置するのが、メルセデスAMGE53ハイブリッド 4マチック+。3L直6ターボのガソリンエンジン(M256M)に高出力モーターと大容量リチウムイオンバッテリーを組み合わせたPHEVである。