日本銀行は12月の金融政策決定会合で政策金利を0.75%に引き上げたが、緩和維持を求める高市政権と物価上昇につながる円安回避で折り合った。今後も高市政権とのあつれきは続くが、日銀は26年9月におおむね中立金利水準の1%まで引き上げるとみられ、金利正常化は終盤戦を迎える。