なぜプーチンは“攻めずにいられない”のか?ウクライナ侵攻を正当化する“歪んだ被害者意識”とは - ニュースな本

2022年2月24日、ロシアがウクライナへ侵攻し、戦争が始まった。アフガニスタン侵攻やチェチェン戦争など、ロシアの先制攻撃によって引き起こされた戦争は枚挙にいとまがない。では、なぜロシアは国際社会から強い批判を受けることが確実な行動をあえて取ってしまうのか。2人の専門家が、その危険な意思決定プロセスを明らかにする。※本稿は、東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉 悠、日本大学危機管理学部教授の小谷 賢『戦闘国家 ロシア、イスラエルはなぜ戦い続けるのか』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。