インスタグラムや書籍、動画などで、「きれいな部屋」「モノの少ない家」が理想像として語られる場面は多い。ミニマリストの暮らし方や、モノを減らすことのメリットも、数多く紹介されている。 一方で、片づけの相談現場では、「捨てたい気持ちはあるのに、判断できない」「もったいないから、やっぱり処分に戸惑ってしまう」「手放すたびに、後ろめたさが残る」といった声が繰り返し聞かれる。 はたして「捨てられない」「片づけられない」ことは、本当にダメなことなのだろうか。 実際、きれいな部屋でなくても、何も問題なく生活している人のほうが大多数なのに…。 そこで、登録者数19万人の人気YouTube「イーブイ片付けチャンネル」運営者であり、書籍『1万軒以上片づけたプロが伝えたい 捨てるコツ』の著者でもある二見文直氏に、「片づけられない人を否定する風潮から脱却する方法」について伺った。