韓国のアイウェアブランド「Gentle Monster(ジェントルモンスター)」が、国内競合の「Blue Elephant(ブルーエレファント)」に対し、サングラスや付属品、店舗内装の模倣を理由に法的措置を進めている。争点は、製品デザインにとどまらず、空間設計にまで及んでいる。 The Korea Herald によると、ジェントルモンスターを運営するアイアイコンバインドは、外部の専門機関による3Dスキャン分析の結果、ブルーエレファントが販売する約80製品のうち33製品が95〜99%の高い類似度を示したと説明している。2021年に発売されたジェントルモンスターの一部のモデルは、2023年発売のブルーエレファントの製品と99.9441%一致したという。 また、2021年に発表されたジェントルモンスターのポーチデザインが、2023年にブルーエレファントCEO名義で出願・登録されていたことや、上海旗艦店(2021年)と明洞店(2024年)の内装構成が酷似している点も指摘された。 Korea JoongAng Daily によると、当局は不正競争防止法違反などの疑いで捜査を開始。裁判所はすでに約70億ウォン(約75億円)相当の仮差し押さえ命令を出しているという。 一方、ブルーエレファント側は「該当製品は法的保護の対象ではない」と主張し、あくまで通常の知的財産紛争だとして争う姿勢を示している。 業界では、本件がファッション分野における「デザイン」や「空間コンセプト」の著作権保護範囲を判断する重要な前例になるとして、注目が集まっている。 【動画】 アイウェアだけでなく空間設計まで似てる? 【あわせて読む】 Netflixで大人気『ストレンジャー・シングス』、キャストは音楽ガチ勢だらけ「え?歌手だったの?」 Related... 【動画】韓国のアイウェアブランド・ジェントルモンスター、「模倣」でブルーエレファントを提訴。争点は店舗内装にまで 「総額300億円超」テイラー・スウィフトのボーナス発表が衝撃的。ツアー裏で全スタッフに配っていた 車いすユーザーが史上初めて宇宙に行くと、こうなる「このミッションは人々の見方を変える」 ...クリックして全文を読む