脳はデジタル化で疲れている。現代の必須スキル「抑疲労」5つの行動

ゴロゴロしていても疲れは取れない。 疲労を解消するために必要なのが「攻めの休養」 だ――。 誰も教えてくれなかった休み方「攻めの休養」が大きな話題になった、一般社団法人「日本リカバリー協会」代表理事の片野秀樹さん。 その片野さんが新著『 疲労学:毎日がんばるあなたのための 』で攻めの休養と同じくらい大事だとで強調しているのが、疲れを抑える方法「抑疲労」です。 疲労を抑え「省エネモード」にすることで、休養に回す時間も少なくてすみます。 片野さんが、疲れている現代の人たちに「大切なスキルとして身につけてほしい」と話す抑疲労とは――? 片野秀樹さん(右)と泉谷由梨子・ハフポスト日本版編集長 現代人の脳は疲れている 多くの日本人が「疲れている」と感じている要因の一つが、働き方の変化です。 体を動かす肉体労働が多かった昭和と比較して、令和はパソコンに向き合う仕事が増えて頭脳労働の時代になりました。 さまざまなデジタルデバイスができた現代、24時間いつでもどこでも連絡が取れるようになり、家や移動中にパソコンを広げてメールをチェックしたり、喫茶店でミーティングをしたりする風景が当たり前になっています。 このような環境で、脳は興奮・緊張した状態が続き、疲労してしまっています。 片野さんは「脳疲労は自覚が難しい。自覚していない中で情報が入ってくるとさらに疲れてしまい、それが肉体的な疲労にもつながる」と話します。 どんどんスピードが速くなるこの時代に、どうやって疲れを抑えることができるのでしょうか。 片野さんが提唱しているのが 「DRICS」という5つの行動パターンです。 DRICSとは? 片野さんによると、疲れの元は「ストレス」。満員電車、騒音、花粉、人間関係など、私たちはストレッサーに覆い尽くされている環境で生活しています。 このストレッサーに「DRICS」の行動をぶつけることで、疲れないようにするのが「抑疲労」の考え方だと言います。 具体的にどのような行動なのでしょうか。 現代人に必須のスキルとも言えるDRICSや、苦手な上司との付き合い方、脳をリラックスさせる「デフォルトモード」、食事と疲労の関係、ドイツの働き方から学べることなどをハフポスト日本版公式チャンネルのインタビューで聞きました。 Related... 「寝る=休養」ではなかった。疲れが取れないのは「休み方」を間違えているからかも。100%充電するための「攻めの休養」とは 女性は40歳を超えたら美魔女かババア?シスター“フット”エンパシーとは何か、ブレイディみかこさんに聞いた 専業主婦vsキャリアウーマンじゃない。『虎に翼』と「女性の痛みを引き継がない作品づくり」を吉田恵里香さん犬山紙子さんと語り合った ...クリックして全文を読む