長きにわたって芸能界のトップの座に君臨していた旧ジャニーズ事務所。2007年頃、メリー喜多川氏が全権を握る不健全な経営体質を問題視し、娘の藤島ジュリー景子氏と取締役である元夫は会社改革を試みた。その行動に不信感を募らせたメリー氏は、水面下でどのような行動に出たのか?ジャニーズ事務所の元社長・ジュリー氏に、小説家の早見和真氏がインタビューし、そのやりとりを一問一答形式で構成。本記事は、早見氏の質問から始まっている。※本稿は、小説家の早見和真『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。