寒い日に食べたい!愛媛・松山で出合った“田舎きしめん”…簡単に作れる、あったか麺3選

関西らしく薄い出汁でとったつゆに大根おろしと山芋おろし(=とろろ)を入れて、ぐつぐつ煮込んだ田舎きしめん ちょっと前まで夏だったのに、あっという間に寒くなったので、あったかいものが食べたくなりますね。 そんなときに作りたくなるのが、“田舎きしめん”という料理なんです。 地元・松山のローカルそばチェーン店の「そば吉」というところで食べていた麺です。全国とまではいかずとも、四国では食べられているメニューかと思っていたんですが、調べてみると、この料理、「 そば吉 」のオリジナルなんだそうです。 どういうものかというと、基本はそばに、関西らしく薄い出汁でとったつゆ、そして大根おろしと、山芋おろし(=とろろ)が入っていて、ぐつぐつ煮込んだもの。 私はそばではなく、きしめんでオーダーしていて、それが大好物とは言わないにしても、ときどき食べたくなる味でした。 帰省したときに、ふらっと入って食べることもあったんですが、上京してからは、自分で作ってみようと思って、思い出しながら作ってみました。 愛媛なので、つゆにはやっぱり「やすまる」のだしパックを使います。その中に、スーパーで売っているきしめんを入れて煮込み、大根おろしととろろを入れて、ぐつぐつしたら出来上がりです。ネギや青海苔をちらしてもいいでしょう。 山芋のそばやきしめんはあると思いますが、大根おろしと合わさったことで、独特の風味がでますし、煮ることで、とろみが出て、あんかけそばやきしめんのように、いつまでも温度が冷めません。しかも、片栗粉でつけたとろみとは違って、ちょっとさらっともしています。 つゆは、ちょっと濃いめにしたほうがいいかもしれませんね。 ネットで検索しても、ぜんぜん出てこないメニューですが誰が作っても、同じようにおいしくなるし、あったかいし、ヘルシーなので、冬にぜひやってみてもらいたい一品です。 「やすまる」のだしパックなど、田舎きしめんの材料 家でも牛肉のフォーが食べたい! 最近よくやっている麺の食べ方をもうひとつ。 なぜだかわからないけれど、最近フォーにハマっているんです。フォーっていうと長らく鶏肉のフォーがメジャーだったと思うのですが、最近は牛肉のフォーにハマっています。きっかけは、東京に何店かある、 フォーティントーキョー の牛肉フォーを食べたこと。 ちょっと甘味があって、肉うどんや肉吸い的な出汁にハマってしまいました。 家でも、こういう牛肉のフォーが食べたいと思い、ちょっとだけ工夫してみました。用意するのはインスタントの牛肉のフォー。100円前後で売っています。そして、お湯をわかすときに、薄切りの牛肉と、少しだけすき焼きのたれを入れて牛肉を茹で、そのお湯をフォーに注ぐというだけというもの。もちろん、あったらパクチーやネギもたくさんいれましょう。 ちょっとしか手を加えていませんが、ちょっとだけ出汁っぽい味になり、甘味と深みのある牛肉のフォーになります。 インスタントを超えた牛骨の風味 そして、もうひとつハマった麺も。それは、 寿がきや 銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン です。 騙されたと思って食べてみてほしいです。都内で扱っているスーパーが少ないのですが、吉祥寺のロヂャースには売っていました!そのほか、Amazonや楽天などの通販サイトでも取り扱いがあります。 私は、このラーメンを人にも勧めたくて渡すことが多いのですが、その後、リピートで買う人も多いです。 味は、インスタントでこんなに牛骨の風味が出せるの?という感じです。あえて、この牛骨出汁を味わうために、何も足さないのがいいような気がしています。 カップと袋麺とがありますが、どちらでも変わらずにおいしいです。ちなみに、銀座香味徳というお店は閉店してしまったようですが、牛骨ラーメンは鳥取の名物なのだとか。もしも鳥取に行ったときは食べてみたいものです。 (文: 西森路代 編集: 毛谷村真木 /ハフポスト日本版) インスタントでこんなに牛骨の風味が出せるの?と驚いた、「寿がきや 銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン」 Related... 大阪「空心 伽藍堂」の海南鶏飯に広島「むさし」の俵むすび…お目当ての“駅弁”をついに…! 東京駅で買うべき駅弁は?「串くら」の焼き鳥弁当に「海苔弁 山登り」の弁当… “駅弁迷子”はもう終わり けずりかまぼこ、ピンクのちくわ、カールうすあじ…。愛媛・松山土産の新定番 ...クリックして全文を読む