「ヒートショック」とは?入浴時のNGな行動は...予防方法や症状を日赤が解説

イメージ画像 冬場に多発する「ヒートショック」。温度の急激な変化で血圧が大きく変動することによって、失神、心筋梗塞、脳卒中などを引き起こします。 高齢者は特にヒートショックの リスクが高い とされています。 消費者庁 によると、2023年に「不慮の溺死及び溺水」の事故で亡くなった65歳以上の高齢者は8270人で、このうち浴槽での事故で亡くなったのは6541人で約8割を占めています。 冬場に溺れる事故が増える原因としては、「急激な血圧の変動や、熱い湯に長くつかることによる体温上昇での意識障害」が挙げられるといいます。 ヒートショックを防ぐために、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか?ヒートショックの症状や原因、予防方法について、日本赤十字社(日赤)が公式X(@JRCS_PR)で解説しています。 ヒートショックとは?原因は? 日赤によると、ヒートショックとは、温度の急激な変化により、身体にダメージが加わることで起こる症状のこと。具体的には、めまい、立ちくらみ、吐き気などの症状があり、ひどい場合は心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクが高まるといいます。 さらに、入浴中のヒートショックで失神などの意識障害となった場合、浴槽で溺れる事故にもつながりかねません。 ヒートショックを引き起こす主な原因は、温度変化による急激な血圧の変動とされます。日赤によると、慢性疾患やアルコール摂取、脱水などの影響があると、発症しやすくなります。 予防と手当の方法は? ヒートショックを防ぐために心がけるべきこととして、日赤は、以下の対策・注意点を挙げています。 ▽入浴前に脱衣所や浴室を暖める ▽風呂の温度は41度以下にして、つかる時間は10分までを目安にする ▽浴槽から急に立ち上がらない ▽食後すぐの入浴や、アルコールが体内に残った状態での入浴を避ける また、同居者がいる場合は、入浴する際に声をかけておくことも有効です。 ヒートショックを発症したとき、家族など近くにいる人ができる手当方法として、日赤は ▽浴槽の中で反応がなくなった場合、顔を水面の上に出した状態にして、助けを求める ▽浴槽から引き上げることが難しい場合は、すぐに湯を抜く ▽バスタオルなどで体を包み、体温の低下を防ぐ ▽反応(意識)がない場合は、 一次救命処置 (※)の手順で手当てする ━といったことを呼びかけています。 (※)救急隊や医師に引き継ぐまでの間に行う 応急手当 のこと。 ヒートショックの正しい予防・手当の方法を知っておくことは、いざという時の助けになります。 ⚠️ #ヒートショック に注意⚠️ 冷えた身体をお風呂で温めたくなる この季節 実は、浴槽内の死亡事故が多発する季節 でもあります。 急激な温度差による血圧の大きな変動は 失神、心筋梗塞、脳卒中などを 引き起こす可能性があります。 今回は、ヒートショックの症状や予防、 手当を徹底解説します pic.twitter.com/Q8KU6F13fj — 日本赤十字社 (@JRCS_PR) January 9, 2026 Related... 餅による窒息に警戒を。死亡事故が1月に集中。「周りが見守って」食べる時の注意点は? 【節分】5歳以下の子どもに「豆を食べさせないで」。食品で窒息や誤嚥、5年で43人が死亡 ハロウィンのコスプレ、ナース服などで「赤十字マークは使わないで」。日本赤十字社が呼びかけ。なぜNG? ...クリックして全文を読む