イランでは体制に異議を唱える反政府デモが100を超える都市に広がりつつある。その発端となったのがイランの歴史上の強力な変化の担い手であり、かつ現在の体制に忠実と見なされてきた商人層「バザーリ」だった点は、特筆すべきだ。 きっかけは、中央銀行が一部の輸入業者に市場より安く米ドルを提供していた制度の打ち切りを決めたことだ。これを受けて商店主らは価格を引き上げたほか、一部は店を閉める対応を取り、抗議デモ...