30歳代中盤になってから、どうも体が寒さに弱くなった。 最近の冬は、子どもと公園で遊んでいると体の芯から冷え、翌日にはしっかり体調を崩すこともある。 一方、子どもはというと薄着でも元気いっぱいだ。子どもがすくすくと育っていることに喜びを感じつつも、 「ダメージを受けているのは自分だけか……」 と“老い”を憂いている。 「これはもう、防寒対策を本気で考えなければならない」 そんな折、ハフポスト日本版の記事で見つけたのが、自衛隊が推奨する 「防寒ライフハック」 だった。 “コレ”を着るだけで暑くなる? 紹介されていたのは、自衛隊の 「LIFEHACKチャンネル」 で公開されている動画 「自衛隊式!寒さから自衛する方法① カッパ」 だ。 自衛隊員は寒空の中、長時間警備に立つこともあるというが、雨よけの 「カッパ」 が防寒に有効らしい。 しかも、服の下に着ると、 「サウナスーツのように暖かくなる」 という。 コメント欄にも 「バイク便です。これやってます」「確かにかなり暖かい!」 と、経験者の声も並んでいた。 試さない理由はない。私(相本)は通勤で実践してみることにした。 レインコート ちょっと恥ずかしかったけど 私が実践した日は1月13日。 事前にAmazonで300円ほどのカッパを購入した。材質はポリエチレン。大人用のごく普通のものだ。 半袖の肌着の上にカッパ、その上にさらにトレーナーを着て外に出ることにした。ダウンはあえて着なかった。 午前8時半すぎ、東京都内の自宅を出発。天気は良いが、スマホの気温は「2度」を示していた。 周囲を見渡すと、ダウン、コート、マフラー、ニット帽、手袋など、皆が防寒対策バッチリだ。トレーナー1枚で歩いている人など当然いない。 最寄り駅に向かっていると、すれ違う人たちの視線がやけに刺さった。 襟元からカッパのフードがはみ出し、歩くたびにカッパとトレーナーが擦れる音がシャカシャカと鳴っていたからだろうか。 正直、自宅を出発するまでは 「本当に効果あるの?」 と思っていたが、歩きながら驚いた。 最寄り駅までは徒歩15分。露出した首や手はさすがに冷たかったが、体はまったくと言っていいほど寒くなかった。 感覚としては、軽いコートを羽織っているような感じだ。この寒さの中、ダウンも着ずに外を歩けることに感動した。 最寄り駅に到着。満員電車に乗り込み、揺られていると、今度は少し汗ばんできた。 ちなみに私は、どちらかというと汗をかきやすい体質。先日も少し辛めの麻婆豆腐を食べて汗が吹き出した。 とはいえ、この時点では 「暑すぎる」 ほどではなかった。 朝は「2度」を示していた さらにダウンも着てみた 30分ほどで乗り換え駅に到着。ここで、ふと思った。 「この状態でダウンを着たら、どうなるんだろう?」 リュックから取り出したのは、ユニクロのウルトラライトダウン。結果、装備は次のようになった。 半袖肌着 → レインコート → トレーナー → ウルトラライトダウン 電車に乗った瞬間、答えは出た。 「……暑すぎ」 満員電車ではなかったが、立っているだけで肌着に汗がにじむ感覚がある。 周囲を見ても、暑そうにしている人はいない。明らかに、私だけだ。 会社の最寄り駅である 「明治神宮前駅」 に到着。額に汗を浮かべながら歩き、5番出口へと向かう。 外に出ると、冷たい空気が体に当たった。それがむしろ心地よく感じられた。 太陽が照らす交差点を渡り、数分ほど歩いてオフィスに到着。この頃には完全に、 「暑そうにしている人」 になっていた。 ダウンを脱ぎ、トレーナーを脱ぐと、体全体から汗が出ていたことに気づいた。 誇張ではない。少し動くだけで、本当に 「暑い」 のだ。 結果として、この防寒ライフハックはかなり有効だった。 レインコートを1枚仕込むだけで、トレーナー1枚でも寒さを感じない。さらにダウンを重ねると、完全な防寒状態となる。 日頃、 「ダウンを着ているのに寒い」 と感じる人は、中にビニールカッパを着てみる価値は大いにある。 ただし、注意点も一つある。 想像以上に汗をかくため、着替えを持っていないと、かえって体を冷やしてしまう可能性がある。 目的地に着いたら着替える。それさえ守れば、この冬、かなり心強い味方になるはずだ。 【動画】「カッパで防寒」。自衛隊の動画がこれだ 【あわせて読みたい】「危険かつ迷惑行為」“雪道スタック車”の現場写真を国交省が公開、ノーマルタイヤは法令違反 Related... 寒い日は“コレ”を着るだけで「サウナスーツ」くらい暑くなる。100円ショップで手に入る自衛隊の防寒術 寒すぎる日⇨服の下にコレを入れてみて。自衛隊の防寒対策が本当に役立つ スーツケースにうまく収納できそう。自衛隊が教える「服」の畳み方が「コンパクトすぎる」【旅行・帰省】 ...クリックして全文を読む