ギャルソン出身デザイナーが初ショーで示した、”既視感のその先”の服づくり──ベメルクング 26年秋冬

”完全に新しいデザイン”はもはや存在しないとさえ言われる現代のファッションシーン。既存のトレンドやスタイルが消費・再生産されるサイクルの中で、「従来の服づくりの手法を踏襲しても意味がない」「僕らの世代は”もう一つ先”に進めなければ」と、真摯な情熱と探究心で独自のクリエイションを模索するのが、デザイナー 池田友彦が手掛けるブランド「ベメルクング(bemerkung)」だ。  「コム デ ギャルソン オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)」で約8年間パタンナーとして経験を積み、2025年秋冬シーズンにデビュー。3シーズン目にして早くもランウェイショー形式での発表を選択した2026年秋冬コレクションのテーマは、「Beyond Reframing」。そこで池田が示したのは、パタンナーならではの視点と手作業から生み出された実験的デザインが喚起する、「服」そのものの根源的な面白さと楽しさだった。 このコンテンツは FASHIONSNAP が配信しています。