ニューヨークファッションウィークは2月11日の公式スケジュール開始とともに幕を開け、60以上のブランドがショーやプレゼンテーションを披露した。 アメリカでは今年1月にサックス・フィフス・アベニューを有する親会社のサックス・グローバルがChapter 11(連邦破産法第11章)を申請したため、米国のファッション小売業界に不安が広がっていた。ファションウィークの公式カレンダーを見ると、「トム・ブラウン(THOM BROWNE)」など常連の老舗ブランドの名が消えていたが、開幕に先駆けて「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」や「ラルフ ローレン(Ralph Lauren)」といったニューヨークを代表するブランドがコレクションを発表している。それでも市場に漂う緊張感を反映するかのように、大規模なパーティーや派手な演出は抑制され、総じて静かなシーズンとなった。こうした社会状況を背景に、ブランドイメージを誇示するよりも顧客のニーズに真摯に向き合い、実需に即したリアルクローズへと軸足を置くブランドが増えている印象だ。 このコンテンツは FASHIONSNAP が配信しています。