農林中央金庫を2024年度、1.8兆円の最終赤字に沈めた「債券爆弾」のリスクが、地域農協を襲っている。外債の運用に失敗し、債券の売却損を1兆円計上した農林中金の後を追うように、農協が保有する日本国債などの評価損が急拡大しているのだ。ダイヤモンド編集部の独自調査で、全国に約500組織ある農協の有価証券の含み損が合計6000億円超に膨らんだことが分かった。すでに債券の“損切り”に追い込まれ、赤字に転落した農協も出始めている。本稿では、債券運用の失敗により、巨額損失に陥る可能性が高まっているワースト10JAを明らかにする。