イスラエル軍のイラン女子小学校攻撃、死者165人に。各地でも被害。イランの報復攻撃も広がり、国連は「敵対行為の即時停止」求める声明

2月28日に開始されたイスラエルとアメリカによるイランへの攻撃。 イラン南部・ミナブにある女子小学校では、イスラエル軍による攻撃で165人が死亡したと、イラン国営メディアの情報としてアルジャジーラなどが 報じている 。 【あわせて読む】 イラン攻撃に「賛成」のアメリカ人は27%。過半数が軍事力行使は「行き過ぎ」と回答 イスラエル軍に攻撃されたイラン・ミナブの小学校で、救助活動にあたる人々(ALI NAJAFI/ ISNA via AFP) アルジャジーラが公開した 動画 には、瓦礫の山と化した学校で娘の行方を探しながら泣き叫ぶ親の姿や、血のついた小学生の通学かばんが映っている。 また、別の 動画 には 男性が、女子小学生の遺体の一部とみられる腕を手に、「今朝、学ぶために学校に来て、このようなことになったこの小さな腕を見てくれ」と泣き叫び、無実な子どもたちの犠牲を訴える様子も記録されている。 BBCの 報道 によると小学校は、攻撃の標的だったとされているイラン革命防衛隊(IRGC)の基地から、約600メートルの位置にあるという。 ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は3月1日の声明で、「学習の場である学校で生徒を殺害することは、国際人道法に基づく学校保護の重大な侵害に当たる」と強く非難している。 イランは各国に報復攻撃。国連事務総長、「敵対行為の即時停止」求める声明 イラン当局によると、イスラエルとアメリカのイラン各地への攻撃でこれまでに、最高指導者のハメネイ師や高官、一般市民を含む 200人以上が死亡 し、多くの負傷者が発生した。 イランは報復として、イスラエルのほか、米軍基地のあるアラブ首長国連邦(UAE)やカタール、バーレーンなど湾岸諸国に向けてミサイルなどを使った攻撃を開始している。 国連のグテーレス事務総長は2月28日の 声明 で、「米国とイスラエルによるイランに対する武力行使、およびイランによる地域全体での報復は、国際的な平和と安全保障を損なう」と強く非難。「敵対行為の即時停止と緊張緩和」を求めている。 【あわせて読む】 トランプ、イラン攻撃で米軍死者がさらに増える可能性があると示唆。「悲しいことにそれが現実だ」 Related... イラン最高指導者、ハメネイ師が死亡と発表 アメリカとイスラエルが学校など攻撃「201人死亡」と国営メディア トランプ、イラン攻撃で米軍死者がさらに増える可能性があると示唆。「悲しいことにそれが現実だ」 米軍がイラン攻撃のために中東に戦力を集結。早ければ2月21日に実施の可能性も、トランプは最終決断をまだ下さず ...クリックして全文を読む