気候温暖化など地球環境問題によって、経済成長を目的とする「資本主義」の限界が指摘され、批判が高まっている。AIやテクノロジーが社会に与える影響を研究するイギリスの社会学者ダニエル・サスキンドは、これを「経済成長のジレンマ」と呼ぶ。「成長とは、人類が成し遂げてきたあまたの偉大なる勝利と結びついている。しかし他方においては、成長とは、今日の僕たちが直面するあまたの甚大なる問題と結びついている」のだ。