名軍師・竹中半兵衛の「稲葉山城事件」、奪った城をたった半年で主君に返した“美談”は真実か?〈大河ドラマ「豊臣兄弟!」第8回 〉 - かしまし大河ドラマ

「豊臣兄弟!」第8回では、前回に続いて、秀吉・秀長兄弟の墨俣攻略が描かれました。「一夜城」の新解釈には驚きましたが、もう一つ、視聴者に強い印象を残したのが、軍師竹中半兵衛(演:菅田将暉)の登場シーン。若き日の竹中半兵衛といえば、たった16人で主君・斎藤龍興の本拠地である稲葉山城を奪い、すぐに主君に城を返すとしばらく表舞台から姿を消した……という「稲葉山城事件」が有名です。竹中半兵衛の美談として広く知られるエピソードですが、これは本当のことなのでしょうか?竹中半兵衛はそもそも美濃でどのような立場にあったのか、なぜ稲葉山城を占拠したのか。今回は、秀吉の軍師になる「前」の竹中半兵衛について、史料をひもといてみましょう。