『豊臣兄弟!』第10回のタイトルは「信長上洛」。稲葉山城を岐阜城と改め、居城を移した織田信長(演:小栗旬)は、近江の浅井長政(演:中島歩)に妹の市(演:宮崎あおい)を嫁がせて同盟を結び、京都へのルートを確保します。そんな信長のところにやってきたのが、足利義昭(演:尾上右近)の使者、明智光秀(演:要潤)でした。光秀は「上洛して足利義昭を将軍に擁立してほしい」と信長に頼みます。足利義昭は「俗世と離れて一生を終えるつもりでいた」と語っていました。一度は仏門に身を捧げた義昭が再び将軍の座を目指すことになった裏には、彼の兄が巻き込まれた「永禄の変」というクーデターがあったのです。今回は義昭と信長が上洛する“ちょっと前”に何が起きたのかを解説します。