ホワイトハウスで会談するトランプ大統領と高市首相(2026年3月19日) トランプ大統領が、高市首相との会談で「真珠湾攻撃」を交えたコメントをしたことが、アメリカ国内で批判を招いている。 トランプ氏は3月19日に行われた高市氏との会談で、イランに軍事作戦を仕掛ける前に主要同盟国へ通告しなかった理由について日本の記者に尋ねられた。 この質問に、トランプ氏は「1つには、あまり多くを知らせたくないからだ」と回答。 「我々は激しく開始したし、奇襲を狙っていたから誰にも知らせませんでした。日本ほど奇襲についてよく知っている国があるでしょうか?そうですよね?なぜ真珠湾のことを私に教えてくれなかったんですか?」と言葉を続けた。 日本が第2次世界大戦でハワイにあるアメリカ海軍基地を攻撃したのは1941年で、高市氏が生まれる20年前だ。トランプ氏の“真珠湾ジョーク”は執務室からまばらな笑いを誘った。 ニュース専門チャンネルMS NOWは20日、朝の番組『モーニング・ジョー』でこの発言を紹介。 司会者のジョー・スカボロー氏は映像を見た後にしばらく言葉を失い、「なんというか……他のどの大統領からも見られないような発言です。大統領は通常、同盟国に対して礼儀正しく振る舞おうとするものです」と驚きを語った。 共同司会者のミカ・ブレジンスキー氏はスカボロー氏がコメントをする間、信じられないという表情で頭を抱え、その後「なんというか……まるで(深夜バラエティ番組の)『サタデー・ナイト・ライブ』か何かを見ているみたいだった」と述べた。 【動画】 トランプ氏の「真珠湾」発言に頭を抱える米ニュース司会者 スカボロー氏は、トランプ氏がグリーンランドの領有権を巡ってNATO同盟国に敵対的な態度を取っていたことに言及して「まるで、1カ月ほど前にフランスの指導者を延々と侮辱していた場面の“続編”を見ているような感覚さえあった」と表現。 「本来、今こそ同盟国を味方に引き入れたい時期であることを考えれば興味深い。私はあの嫌味なジョークの話だけをしているわけではありません。ここ1〜2カ月で何が起きているかを見ればわかりますが、同盟国をより密接に結びつけることに関して、この大統領は過去の大統領たちとは正反対のことをしています」と指摘した。 ブレジンスキー氏も「明らかに普通ではないですね」と同意し、「トランプ大統領、私は恥ずかしい……この国のことが恥ずかしいです」とコメントした。 トランプ氏の発言は、アメリカがイランとの戦争をめぐり、 同盟国との関係を損ないかねない状況 にある中で行われた。しかもその“ジョーク”はアメリカが過去に原子爆弾を投下した国に向けられた。 そういった背景もあり、トランプ氏の「真珠湾発言」は 深夜番組 やSNSでも厳しく批判された。 日本は戦後70年以上にわたり、アメリカの同盟国であり続けている。 ハフポストUS版 の記事を翻訳しました。 Related... 【動画】トランプ氏の「真珠湾」発言に頭を抱える米ニュース司会者 トランプ、日本などがホルムズ海峡に「喜んで」艦船派遣しないことに不満。NATOも「我々が始めた戦争ではない」と冷ややかな反応 トランプ、「イラン攻撃の縮小を検討中」と発表。目標の達成に近づいていると主張 ...クリックして全文を読む