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【新NISA】オルカンとS&P500の“運用成績”を徹底比較。月3万円を3年間投資したら?金額差はいくらになる? | Collector
【新NISA】オルカンとS&P500の“運用成績”を徹底比較。月3万円を3年間投資したら?金額差はいくらになる?
ハフポスト日本版

【新NISA】オルカンとS&P500の“運用成績”を徹底比較。月3万円を3年間投資したら?金額差はいくらになる?

新年度を迎え、家計や将来の資産形成を見直している人も多いのではないでしょうか。新NISAで投資している人にとって、新年度は「運用成績」を振り返る良いタイミングです。 【画像】 【新NISA】オルカンとS&P500の“運用成績”チャートはこちら 金融庁が国内の全ての金融機関を対象に行った「 NISA口座の利用状況調査 」(2025年12月末時点)によると、NISAの総口座数は2825万口座に達し、口座を通じて購入された金融商品の年間累計額は、総額は約71兆円にまで膨らんでいます。多くの人が「預金だけで資産を守る」ことの限界を感じ、行動に移し始めている証拠です。 本記事では、新NISAの2大銘柄である「オルカン」と「S&P500」の「運用成績」を徹底比較します。実際のところどれほどの差が生まれているのでしょうか。 「オルカン」と「S&P500」を徹底比較 新NISAを始める際、多くの人が最初に全世界に分散投資する「オルカン」を選択するか 、米国経済の精鋭に投資する「S&P500」を選択するかという問題に直面するのではないでしょうか。 今回は、より現実的で無理のないプランとして「 月3万円を3年間積み立てた 」場合、実際にどの程度の差が生まれるのか、最新のデータをもとにリアルな運用成績を比較していきます。 まず、両銘柄の特徴をおさらいしておきましょう。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称「オルカン」は、これ1本で日本を含む先進国から新興国まで、世界中の約2800社に分散投資ができるセット商品です。世界経済の勢力図が変われば、その時々の時価総額に合わせて投資比率も自動で調整してくれるため、メンテナンスの手間をかけずに投資できます。 一方「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、米国市場の上場企業の中から、時価総額や収益性などの厳しい基準をクリアした主要500社で構成されています。巨大IT企業の成長力をダイレクトに享受できるのが強みで、短期的には市況の影響を受け大きく調整する場面もありましたが、長期的にはそれらを跳ね返す力強い成長で、右肩上がりのリターンを積み上げてきました。 月3万円を3年間積み立てた場合のシミュレーション ここからは、実際に過去3年間、月3万円の積立投資を継続していた場合の運用実績をシミュレーションしていきます。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を対象とし、2023年1月から2025年12月までの3年間、毎月初日に3万円の投資を行った場合を想定しています。 【eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)】 オルカンの3年間の実績では、積立によって 約47万1300口数 の資産が購入できている計算になります。「口数」とは、投資信託における「購入した量」のこと。 基準価額(値段)は毎月変動するため、同じ3万円を投じても、値段が安かった運用初期には「多くの量(口数)」を、値上がりした後半には「少ない量」を買い足すことになります。それら36カ月分の「買い集めた量」をすべて合計したものが、この約47万1300口という数字です。 そして、2026年1月時点における基準価額(1万口あたり)は3万3507円でした。これを資産額に換算(合計口数 × 最新の基準価額)すると、評価額は約157万9184円となります。これを資産額に換算(合計口数 × 最新の基準価額)すると、評価額は約157万9184円(3万3507円 × 47.13)となります。 ・投資元本:3万円 × 36ヶ月 = 108万円 ・評価額:約157万9184円 ・利益:約49万9184円 元本108万円に対し、約50万円近い利益が出ており、資産が約1.46倍に成長した計算です。 【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)】 一方で、S&P500に積立投資した場合はどうでしょうか。3年間の実績では、月3万円の積立で約40万2600口数の資産を保有できている計算になります。2026年1月時点での基準価額(1万口あたり)は3万9457円です。 その結果、3年後の資産額としては158万8538円となります。 ・投資元本:3万円 × 36ヶ月 = 108万円 ・評価額:約158万8538円 ・利益:約50万8538円 3年間での運用益は、オルカンが約50万円、S&P500が約51万円。利益の差額は約9000円程度という結果になりました。 米国株の爆発的な成長力を味方につけたS&P500がわずかに上回ったものの、これほどの僅差であれば、どちらを選んでいたとしても結果はほぼ変わりません。 年利20%超。背景には「特異なマーケット環境」 今回のシミュレーションでは、月3万円を3年間積み立てた場合、オルカンとS&P500それぞれで約50万円の運用益という結果が浮き彫りになりました。 年利換算で20%超という高いリターンは、投資が家計の資産形成において果たす役割の大きさを示しています。しかし、この好成績の背景には、急速なインフレや円安といった「特異なマーケット環境」が影響しています。こうした追い風が今後も継続するわけではありません。 長期的なライフプランを描くにあたっては、オルカンやS&P500のポテンシャルを考慮しつつも、過去の平均的な実績に基づき、年利を5%程度に抑えた保守的なシミュレーションで見積もっておくことも大切です。 短期的な価格変動に惑わされることなく長期的な視点で積立を継続していく姿勢が重要です。 Related... 【画像】【新NISA】オルカンとS&P500の“運用成績”を徹底比較。月3万円を3年間投資したら?金額差はいくらになる? 年収の壁「178万円」に拡大へ。残る「社会保険の壁」で“手取りが減る”ケースも。「週20時間ルール」や「130万円の壁」に注意 【2026年4月から変更】「130万円の壁」緩和へ。“扶養認定”の新ルールは? 残業代や交通手当の扱いは? 改正ポイントを解説 ...クリックして全文を読む

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