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「ファビング」やってない?失礼なスマホ行動を止める方法をマナーの専門家がアドバイス | Collector
「ファビング」やってない?失礼なスマホ行動を止める方法をマナーの専門家がアドバイス
ハフポスト日本版

「ファビング」やってない?失礼なスマホ行動を止める方法をマナーの専門家がアドバイス

イメージ画像 一緒にいる相手が食事やお茶をしている途中に携帯電話を見始め、メッセージを打ち始める。自分も同じことをしている――よくある光景です。 この行動は「ファビング(phubbing)」と呼ばれています。 「ファビングは、『phone(電話)』と『snubbing(冷たくあしらう)』を組み合わせた造語で、目の前にいる人を無視してスマホを優先してしまうことを指します」と語るのは、マナーに詳しいジャーナリストの ニック・レイトン氏 です。 「ファビング」という言葉は、オーストラリアの広告代理店マッキャン・メルボルンが2012年にマッコーリー辞典を宣伝するキャンペーンで初めて使用しました。しかしもちろん、この行動自体はそれ以前から存在していました。 ファビングは「失礼」 ファビングは今ではよく見られる行為ですが、一般的にはかなり失礼なものとされています。 マナーのコンサルティング会社代表の ジョディ・R・R・スミス氏 は「人々はモバイル機器が登場して以来、手元にあると安心できるもののように扱ってきました」と語ります。 「手のひらの中で世界にアクセスできるようになる以前であれば、人と話している最中に突然立ち上がってその場を離れるという行動は、マナー違反だと見なされていたでしょう」 「意図的でも無意識でも、目の前にいる相手ではなく、手の中のものに注意を向けるという行動は、相手に対する非常に明確な『冷遇』です」 誰かと過ごすというのは、その時間は相手に注意を向けるということを意味します。 エチケット教室を運営する ジャッキー・ヴァーノン=トンプソン氏 は「注意を向け、目をあわせ、うなずき、真摯に関わることで、相手は自分が見られ、聞かれ、尊重されていると感じます。しかし、注意を向ける先がスクリーンに移った瞬間、そのつながりは断たれてしまいます」と話します。 相手にしっかり注意を向ける姿勢には大きな力があります。どれだけこっそりメッセージを打っているつもりでも、きちんと向き合っているかどうかは相手に伝わるものです。 レイトン氏は「スマホを見ている時には、『あなたは画面の中のものほど面白くも重要でもない』と伝えていることになります。そんな風に感じるのを好む人はいません」と指摘します。 とはいえ、誰かと一緒にいる時にスマホを全く使ってはいけないというわけではありません。 緊急事態や急を要する状況に対応するために、席を外すのはマナー違反ではありません。 レイトン氏は「本当にスマホをチェックする必要があるなら、一言断ってからにするのが理想的です」とアドバイスします。 「多くの人は、自分のファビングが実際にはそれほど緊急ではなく、後回しにできることに気づくでしょう」 ファビングを止めるには? 緊急ではない状況でファビングしているのであれば、なぜ自分がスマホを触ってしまうのかを考えてみるいい機会かもしれません。 スミス氏は「もしあなたがファビングをしがちであれば、自分の中で何が起きているかを見つめ直す必要があります」と話します。 「緊張する?不安や居心地の悪さを感じている?もしかすると相手からの誘いを丁重に断るべきだったのでしょうか?そうやって対人関係をひとつひとつ掘り下げていくと、どの友人関係を見直すべきか、実際に誰とどこで時間を過ごしたいのかがわかるでしょう」 スマホの使用が癖、もしくは脳への刺激からやめられなくなっていないかについても考える必要があるかもしれません。 とはいえ、スミス氏は、スマホの使用がすべて悪いわけでも非社交的でもないとも話します。 「会話を進めるのに役立ったり、質問の答えを探したり、場所を調べたり、俳優の名前を思い出したりするために使うのはまったく問題ありません。デバイスは、人とのつながりをより良くするために使うこともできるし、そうあるべきなのです」 ファビングする相手にはどう対応する? では、ファビングする相手にはどう対応すればよいのでしょうか。 スミス氏は「それほど親しくない知人であれば、その人と時間を過ごすべきか、どのように過ごすかを見直すことをお勧めします」と言います。 「その人がずっとスマホにくぎ付けなら、別のことに時間を使ったほうがいいでしょう」 しかし、親しい友人や家族の場合は別です。正直に話し合う機会と捉えるべきでしょう。 レイトン氏は「多くの場合、最も良いアプローチは礼儀正しく、かつ率直に伝えることです」とアドバイスします。 「ため息をついたり、曖昧でパッシブ・アグレッシブ(表面的に丁寧な態度をとりながら攻撃すること)な伝え方をするのはやめましょう。道理をわきまえた人は多くの場合、自分の行動が良くないと率直に伝えられると、改めてくれるものです」 指摘する際は配慮を忘れず、「あなたはいつも〜する」などの非難めいた言い方を避けることが大切です。 ヴァーノン=トンプソン氏は、「失礼な行動」と決めつけてレッテルを貼らない方がいいと話します。 「多くの場合、相手は単に気づいておらず、指摘されたことがないのかもしれません。思いやりと、相手の言動を好意的に捉える姿勢を持ちましょう」 たとえば次のように切り出すといいかもしれません。 「一緒にいる時に、時々スマホを見ているよね。そうしたくなる気持ちはよくわかるし、自分もやってしまいそうになることがある。でも一緒にいる時間はちゃんと会話をしたいと思っている」 その上で、スマホを見ていると自分の話を聞いてもらえていないように感じると伝え、もう少し意識して自分との時間に集中してほしいと前向きに尋ねてみます。 そういった会話の中では、お互いの成長や理解を大切にする姿勢を強調することもできます。 さらに思い切った手段として「スマホを使わない時間」を設けるのもいいかもしれません。 レイトン氏は「いつもファビングをしてしまう人には、ドア近くのかごにスマホを入れる、食事中は別の部屋に置くなどの“一歩進んだ手段”を試すことをお勧めします」と話します。 ただし、相手のファビングを指摘しないほうがよい状況もあります。 「相手が上司や顧客である場合は、我慢するしかないでしょう。それでも自分自身は良い振る舞いを続けて、それが相手にも伝わることを期待しましょう」とレイトン氏は勧めます。 ハフポストUS版 の記事を翻訳しました。 Related... 死にかけた時に私が見たもの。ステーキが喉に詰まって意識を失った3分半がその後の人生を変えた Gmailのアドレスが変更可能に。気に入らなくなったアドレスを削除せずにアップデートする方法とは? 自分で「良い上司」だと思っている実は「ダメな上司」の7タイプ。有能と思っているのは本人だけかもしれない… ...クリックして全文を読む

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