ハフポスト日本版
イメージ画像 ほんの少しの昼寝しただけで、頭がスッキリしたと感じたことはないでしょうか。短時間であっても昼寝にはさまざまなメリットがあるといいます。 ハフポストUS版のポッドキャスト「 Am I Doing It Wrong? 」は、 カリフォルニア大学アーバイン校 の認知神経科学者 サラ・メドニック博士 をゲストに迎え、昼寝がもたらす効果を聞きました。 昼寝がもたらす良い効果 「昼寝にはさまざまな健康効果があります」とメドニック氏は話します。 「眠りに入る瞬間には、いわゆる『闘争・逃走反応』と呼ばれる交感神経の活性化が抑えられます。同時に、副交感神経が高まり、睡眠中の回復や修復に関わる過程が活性化されます」 活性化されるものには、心臓血管の健康向上やストレス軽減、空腹感と満腹感のバランスの調整などが含まれるといいます。 メドニック氏の研究室では、昼寝が認知機能にもたらす効果についても調べています。 「記憶力やクリエイティビティ、情動処理、実行機能などに効果があります(中略)つまり、睡眠の良い部分のほとんどを、ちょっとした昼寝でも得られるのです」と同氏は話します。 昼寝ができない時には とはいえ、いつでもどこでも昼寝ができるわけではありません。そんな時には休息するだけでも良い効果を得られるとメドニック氏は語ります。 「休息は、必ずしも(昼寝や睡眠と)同じである必要はありません」 「休息にはいろいろな取り方があります。運動、自然の中での散歩、深呼吸も休息になります。大切なのは副交感神経を活性化させること。昼寝でも活性化できますが、それ以外の方法も無数にあります」 メドニック氏は、休息は睡眠と全く同じではないものの、有益な効果があると強調します。 「睡眠と同じとは言えませんが、それでも横になったり、座ったり、深呼吸をしたりすることには大きな効果があります」 「忙しさや競争から少し離れて、体を副交感神経モードに切り替えることが重要なのです。瞑想や自然散策、犬の散歩、誰かと手をつないで深い会話をするなど、さまざまなやり方があります。リラックスして安心感を得られ、ゆっくり呼吸できるようなことはすべて、私たちの生理機能やウェルビーイングにとって重要です」 クリエイティビティを向上させる可能性 メドニック氏は休息に良い効果があるとしつつも、睡眠を取れるのであれば、ほんの5分間の昼寝であっても大きな変化をもたらす可能性があると強調します。 「日々の生活の中での最も大きな変化は、目が覚めた状態から睡眠への移行です」 「これは非常に大きな生理的変化で、心拍数が高く、呼吸が速く、筋肉が緊張した状態から、突然すべてがゆっくりとなり、交感神経の働きが低下して副交感神経が高まります。その移行の状態に5分間いるだけでも、睡眠の第1段階や第2段階に少し入ることができ、起きている時の注意力を回復させられるのです」 昼寝は、クリエイティビティを向上させる可能性も秘めているといいます。 「パリの睡眠学者による 研究 では、手に持ったものを落として目が覚めるような5分程度の昼寝も、クリエイティビティに効果的であることを示されました」 この研究は、発明家トーマス・エジソンの睡眠に発想を得たものだといいます。エジソンはショートスリーパーで、1晩にわずか4時間しか眠らなかったと言われています。 そのエジソンのクリエイティビティを刺激していた考えられているのが短い昼寝。エジソンはボールのようなものを持ったまま眠り、それが落ちて目が覚めるようにしていました。 サイエンティフィック・アメリカン は、この昼寝の仕方について「うとうとする瞬間に浮かぶアイデアを覚えておくことを可能にした」と説明しています。 メドニック氏は「クリエイティビティを測るテストでは、起き続けていた人よりも、5分昼寝をした人の方がクリエイティビティが向上することが示されています」と話します。 「研究からは昼寝が非常にクリエイティビティを高める空間であることが示されています。しかし、この仕組みがどのように働いているのかについては、まだ多くの謎が残されています。メカニズムは十分には理解されていませんが、それでも効果があることは確認されています」 メドニック氏は「Am I Doing It Wrong?」で、なぜ20分の昼寝が推奨されることが多いのか、早く眠りにつく方法、昼寝後にすっきり目覚めるコツなどについても話しています。 【動画】 メドニック氏が昼寝の仕方について語った「Am I Doing It Wrong?」全編(英語) ハフポストUS版 の記事を翻訳しました。 Related... 【動画】最高の昼寝の仕方について話した「Am I Doing It Wrong?」全編(英語) 「ファビング」やってない?失礼なスマホ行動を止める方法をマナーの専門家がアドバイス 死にかけた時に私が見たもの。ステーキが喉に詰まって意識を失った3分半がその後の人生を変えた ...クリックして全文を読む
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