アルゼンチン南部の小さな村エプイェンで2018年、約30人が重病になり、保健当局が原因の究明に追われる事態が起きた。流行が終息するまでに、このうち11人が死亡した。 患者の多くは肺炎や重度の呼吸困難を起こして集中治療を受けていた。原因は、げっ歯類が媒介するハンタウイルスの一種で、人から人へも感染し得るアンデス株だった。集団感染が起きているクルーズ船「MVホンディウス」で乗客8人に感染したのは、アンデス株だ...