原油高に伴う貿易赤字拡大懸念を背景に、ドル円は一時160円台に乗せた。市場では「構造的円安の中で円買い介入の効果は乏しい」との見方が根強い。だが、実需の円売り圧力を検証すると、10兆円規模の介入は投機的円売りをけん制し、円安抑止に一定の効果を持つ可能性がある。