FASHIONSNAP
3月10日に幕を下ろした2026年秋冬パリ・ファッションウィーク。多くのメゾンのクリエイティブ ディレクター交代劇が話題となった前回に続いて、彼らの2回目のコレクションが注目を集めたが、それだけでなく、ファッションの転換期は静かにそして確実に訪れている、と感じさせるシーズンだった。私は2年ぶりにパリを訪れ、半ば「ゲスト」的気分(ショーに向き合うのは真剣だが、組織の責任とは別なので、より軽やかな視点を得られるということ)でコレクションを見て、感じたその「変化の兆し」を短期連載で記したいと考えた。そこで本企画の編集担当者と相談するなかで、「何か共通する切り口を」と設けられたのが、「AI時代のファッションのゆくえ」というお題だった。今まさに世界を急変させつつあるAIは、「時代の気分」と不可分なファッションとも無関係であることはない。これから数回にわたって、私が抱いた「印象」や「感覚」を、具体的なコレクションに沿って語ってみたいと思う。 このコンテンツは FASHIONSNAP が配信しています。
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