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スイス・ジュネーブで開催された「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026」の会場を歩いていて、これほど“時間”そのものに思いを馳せた年はありませんでした。新しい素材、新しいムーブメント、新しいデザイン。この巨大な時計見本市では、毎年“次の時代”を感じさせる新作が登場します。そんな中で、2026年のジュネーブで圧倒的な注目を集めていたのは、未来ではなく、むしろしっかりと過去と向き合うモデルでした。それも時計業界の頂点に君臨する二大ブランド、「ロレックス(ROLEX)」と「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」によるアニバーサリーモデルです。 ロレックスは「オイスター」誕生100周年。パテック フィリップは「ノーチラス」誕生50周年。 数字として100年、50年というだけではなく、積み重ねてきた時間そのものが価値として立ち上がります。現地で実機を前にした瞬間、その意味の大きさが自然と胸に刺さりました。今年のウォッチズ&ワンダーズは“歴史の重み”が主役の年となったのです。 取材・文/山本晃弘(ヤマカン) このコンテンツは FASHIONSNAP が配信しています。
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