空腹と衰弱に苦しみ、暗闇の中で身を寄せ合って寒さをしのいだ11日間。押し寄せた水に出口をふさがれても、決して希望を捨てなかった。 ようやく水が引き始めたことに気付くと、自力脱出を試みる気力が戻ってきた。5月30日、洞窟の入り口に現れた4人の姿に、救助隊や集まった人たちは息をのんだ。 ラオス中部のサイソンブン県で、水没した洞窟の奥に閉じ込められていた男性4人が自力で脱出した。その前日には1人が救助されて...