ハフポスト日本版
新年度や新学年がスタートして2ヶ月、新しい環境のなかで、失敗やミスをしてしまい謝罪が必要なときってありますよね。 でも、急ぎでお詫びメールを書こうにも「申し訳ございません」の先が出てこないことも…。そんな時にはAIの活用が強い味方。 『AI×家事 毎日バタバタな3児ママがAIを使ってみたら、一人で悩む時間が消えた。』(扶桑社) の著者で、家事や育児に生成AIを取り入れた体験をXやnoteで発信する宮崎真理さんに、実際の指示する方法やポイントを聞いてみました。 宮崎 真理 『AI×家事 毎日バタバタな3児ママがAIを使ってみたら、一人で悩む時間が消えた。』(扶桑社)よりイラスト:カヤヒロヤ 謝罪メール、丁寧に書こうとするほど手が止まって書けない ―宮崎さんは謝罪メールを書けなくなったことがあったのでしょうか? 「仕事はもちろんですが、子どもの学校関係や習い事など、家庭の中でも『早く返信しなきゃ』『失礼がないようにしなきゃ』と気を張る場面は意外と多くあります。 私自身、すぐ返したほうがいいと思っているのに、丁寧に書こうとするほど手が止まり、結果的に返信が遅れてしまったことが何度もあります。 たとえば保護者間の連絡で、こちらの確認不足や認識違いがあり、お詫びを兼ねた返信が必要になった時です。 『言い訳っぽく聞こえないかな』『短すぎると冷たくないかな』と考え始めると、何度も書き直してしまう。 そうしているうちに子どものお迎えや夕飯の時間になり、気づけば下書きのまま時間だけが過ぎている。『早く返したかったのに』と、さらに気持ちが重くなることがありました」(宮崎真理さん 以下同じ) ◇◇◇ では実際にAIにどのように指示を出せばよいのか、ここで実例をみてみましょう。 <ケース①>PTAの委員長に「原稿の締め切りを忘れていた」お詫びメール 【画像】 「こ、この手があったか!」AIにPTA委員長への謝罪メールを書いてもらう依頼文&コツと、ChatGPTが実際に作ったメール文面「私より落ち着いてオトナな文章かも…」 AIに謝罪文を作ってもらうというより、叩き台を出してもらう 真理さんによれば、AIが出した案を一発で正解にする必要はなく、「60点」の案をもらって、自分らしい言葉を足して完成させているのだとか。 「AIに謝罪文を作ってもらうというより、叩き台を出してもらうことで、自分の考えを整理する感覚に近いです。 謝罪が必要な場面では、申し訳なさや焦りが強いほど、頭の中でいろんなことが同時に起こります。どこまで説明するべきか。これは言い訳っぽく聞こえないか。短すぎると冷たくないか。そう考え始めると、文章を書こうとしてもなかなか前に進めません。 ゼロから文章を書くのは、とても大変です。でも叩き台があると、自分は『ここは違う』『もっとこう言いたい』と、選んで調整することに集中できます。真っ白な状態より、選択肢があるほうが前に進みやすい。 もちろん、AIが生成した文章をそのまま送ることはありません。自分で読み返して、自分の言葉として自然か、相手との関係性の中で違和感がないかを確認しています。 AIは謝罪を代わりにするものではなく、感情で散らかった頭の中を一度整理してくれる壁打ち相手に近い感覚です」 ―次に他の使用例をみてみましょう。謝罪メール以上に神経をすり減らす、相手を傷つけずにお断りの意思を伝えるメールの場合です。 <ケース②>気乗りのしないランチ会を言い訳がましくなく断るメール 【画像】 「た、助かる〜!」AIに気乗りしないママ友ランチ会のお断りメールを書いてもらう依頼文&コツと、ChatGPTが実際に作ったメール文面「人間より柔らかくお断りしてくれて、ことを荒立たせずにすみそう」 「ちゃんと書きたい」と思うほど考え込んでしまう人こそ ―メール文へのAI活用が向いているのはどのような人でしょうか。 「向いているのは、『ちゃんと書きたい』と思うほど考え込んでしまう人だと思います。 丁寧にしようとするほど手が止まり、気づけば返信が遅れている。そしてさらに「今さら送りにくい」という気持ちが重なって、どんどん送れなくなっていく。 この悪循環に心当たりがある方には、かなり助けになると思います。叩き台があるだけで、その流れを断ち切りやすくなります」 繊細な心遣いをする人や、真摯に向き合う人こそ、文書作成のサポート役としてAIを使うことで助かることが多いかもしれません。そうでなくても、言葉選びの負担が減り、自分の気持ちを相手に誤解なく伝えられるツールとして、活用してみてもいいかもしれません。 <宮崎真理> 1986年京都府生まれ。神戸大学卒業、同大学大学院修了後、オムロン株式会社で技術職として勤務。妊娠・出産を機に退職し、現在は男子3兄弟(小6・小4・3歳)を育てる日々を送っている。日々の家事や育児に生成AIを取り入れた体験を、Xやnoteで発信している。講談社『with class mama』でコラムニストとしても活動。NHK『チルシル』、日本テレビ『DayDay.』、『カズレーザーと学ぶ。』に出演。趣味はランニング。フルマラソンの自己ベストは3時間46分。 ・本記事で紹介する生成AIの機能、操作方法は、執筆時点の情報にもとづいています。生成AIサービスは日々アップデートされるため、仕様や画面表示、操作手順が実際と異なる場合があります。 ・生成AIが提示する内容は、必ずしも正確性や最新性が保証されたものではありません。健康・法律・安全に関わる判断については、専門家の情報や最新の公的情報を確認したうえでご判断ください。 ・生成AIは毎回異なる回答をします。 本記事に掲載した回答は一例に過ぎません。 ・生成AIを利用する際は、著作権・商標権・肖像権など、各種権利を侵害しないようご注意ください。他者の文章や写真をアップロードする場合は、利用目的や範囲を必ずご確認のうえ、私的利用 (家庭内での利用) など許容される範囲に留めてご利用ください。 ・個人情報の取り扱いには十分ご注意ください。住所・連絡先・クレジットカード情報・銀行口座情報・各種暗証番号などの機密情報は入力しないでください。 ・各AIサービスには年齢制限や利用条件が設けられています。お子さまが利用する場合は、必ずサービス規約を確認し、保護者の管理下でご利用ください。 ・本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の結果や効果を保証するものではありません。本記事の内容を参考にした行動や判断については、読者ご自身の責任において行ってください。 Related... 【画像】「PTA委員長へ謝罪メールが書けない」「ランチ会お断りが言いづらい」“ちゃんと書きたい”人こそAIに頼むべきワケは? ChatGPTに絶対に共有してはいけない5つの情報を、専門家が警告。すでにしてしまった場合の対処法も紹介 Gmailの情報が知らないうちに利用されているかも。手動で「オフ」にする方法と注意点は? ...クリックして全文を読む
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