ウクライナ戦争を契機に、安価なドローンが高価な兵器を無力化する構図が定着した。攻防のコスト構造は逆転し、戦争は「性能」だけでなく「量産力」と産業基盤の競争へと変質している。海空を含め無人機の活用は拡大し、社会インフラにも影響が及ぶ。米中は無人機と有人機の融合運用を軸に競争を激化させており、ドローンは軍事にとどまらず、サプライチェーンや経済安全保障の中核課題となっている